アルト エアコン修理
鈑金屋さんからの依頼でした。
早速点検してみると、ガスが入ってない。
ひとまずゼロではなかったのでガスを入れるとスイッチが入りコンプレッサーが回りだしました。
・・・・・・・・・が、高圧・低圧共に圧力に変動なし・・・・・・。
マグネットクラッチは問題なさそうなので、エンジンを止めてコンプレッサーを手で回すと軽く回る・・・・・・いや、軽すぎる。
コンプレッサーを外すと中はカラッカラで油分が全く感じ取れない。
オイルが無くなってコンプレッサーがいってしまった見たいですね。
エアコンオイル入れすぎもダメですが(スタンドなんかで毎年入れてるとか逆に冷えなかったり壊れたりしますよ)少ないのもコンプレッサーの故障の原因になります。ましてやオイルが無いとか論外ですね。
配管を辿って見ていくと鉄粉がコンデンサー出口まで見られました。エキパンまでは行ってないみたい。
レシーバー一体式のコンデンサーを使ってるので、リビルドコンプレッサー、社外コンデンサー、エキパンを交換し、配管は専用の溶剤で洗浄します。
真空引きで漏れが無いのを確認後、ガスを補充し、冷えを確認して終了。
暑い中作業してたら作業中の写真撮り忘れてた・・・・・・。
ちなみに不定期でガス補充だけで(オイル量も見ようよ)凌いでたとの事で、補充してた所でコンプレッサーを替えれば直ります。4万円程です。とか言われたとの事。
コンプレッサーが壊れた際は必ず鉄粉の有無とどこまで回ってるかをしっかり確認しないとまた壊れてしまいます。
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